DP(BMS)の覚書

主にBMSのDPについて不定期に更新しています

発狂皆伝以降の行き詰まりを突破し(始め)た話

発狂皆伝をとってから次の目標(オーバージョイ)が遠すぎてどういう練習をしたらよいのかわからず上達が止まってしまいました。
最近になって3~5年前から止まっていた自己ベストの更新やクリアランプの更新ができるようになってきたのでこれまで意識してきた、変更してきた中でよかったと思えることをまとめます。

 

主な成長
・クリア
★13曲の新規ハード3曲
x-Aria、conflict、From Highest Heaven
・スコア
オーバージョイ曲のIR1位をいくつか奪取
特に印象に残っているものはないので割愛

 

①腕押しから指押しへの変更
(以下自分の中での解釈)
腕押しと指押しの違い
・腕押し
指だけでなく手首や前腕、肩を使い縦連打のように譜面を処理する。
指押し
・手首から肩を動かさずに指だけで譜面を処理する。

もともと自分は腕押しで大体の譜面を処理しており、その影響で中速以下の重発狂が得意、高速が苦手だったが★★8以降は高速重発狂が当然のように降ってくるので圧倒的に身体能力が足りてない状態になってしまった。

縦連打の速度や正確さはなかなか伸ばすことができなかったので、腕押しのままではこの先の密度や速度には対応できないと考え、実際にこのような譜面を処理しているプレイヤーの手元を動画で確認すると手が上下に動いているようには見えなかったのでそれを真似するような形で指押しに移行してみました。

以下は腕押しと指押し両方を経験した自分の感じた重発狂への対応力の違いです。

 

高速重発狂譜面を処理する上で指押しのほうが有利な理由
指押しのメリット
・横に広い譜面に対して腕押しよりも限界速度が高い
BPM、高密度に対応できる
・体力による調子の下降幅が小さい
どちらかといえば腕押しのデメリット、疲れが露骨に処理能力に影響する

腕押しが超発狂に不向きな理由
・身体的な素質に左右され過ぎる
少なくともBPM150の16分縦連打を2分叩き続けられるくらいの人じゃないと★★8くらいで詰まる
もっと難しい譜面になると180、200で同じことをしなければならないのでそれができない人は最初から指押しに移行したほうが良い
・縦連打力は伸ばしにくい
自分が縦連打を上手くなる方法がわからないので上記の限界値を伸ばす方法がわからないので今できるところが限界になってしまう


②鍛えるべき3要素とその方法
・認識力
ウォーミングアップ時にハイスピを20~30程度落とした状態でのDBR(ノーツ1000~1500程度の譜面を選ぶ)
ハイスピを落とした練習をする意味
本来はハイスピを上げて認識力を補うような形で対応したいが自分は動体視力が弱くそれをすると疲れるのでウォーミングアップで詰まった譜面が見える、光らせられるようにしてから元の速さに戻して疑似的にハイスピを上げたような感覚でプレイでき、ハイスピそのものを上げるような効果を目に負担をかけずに得られるような気がします。

・運指力
sl0のDBR
全体的な高密度への対応力の強化、とっさに降ってくる1234や4567等の難配置を押せるようになる
オススメはそのうちまとめますがあまり期待はしないでください、同梱譜面も多いので手間のかからないものをそろえて一通りやってみるといいです。

・運動能力
新規イージー狙い、★1-2のDBM、★★10以上の歯が立たないレベルの譜面への特攻
歯が立たないレベルの譜面への特攻は運指的な問題で指が止まらない程度の配置のものを選ぶ
配置自体が極端に意地悪な譜面は少ないので指を止めずに筋トレくらいの気持ちで叩き続けるといいです。
自分がよくやっている特攻譜面
★★10
Armageddon [Nuclear Launch Detected]
夢/あるいは在りし日の [Nightmare]
★11
Schwerkraft [Fantasy]
八大地獄邪魂転生狂葬散火歌 [亜流汰阿亜那坐阿]
★12
Angel dust [14key death]

 

自分が挑む譜面に適した処理方法を考え幅広い練習譜面を選べば現状感じている限界は簡単に突破できるものだと感じたのでそのような状態に陥っている方でこの記事内で琴線に触れたものがあれば試してみてください