基本動作の確認
去年の12月頃に引っ越し、今年の1月頃に43Z670K(レグザのBMSやるならこれ買えってやつ)を購入しBMSの環境が変わったのだがモニターを変えたときにサイズ感が変わったことでハイスピの感覚がおかしくなりスコアも処理能力も著しく落ちてしまった。
ハイスピ設定や叩き方を変えてみたり片手を重点的にプレイするなど様々な方法で復調を図ったがその中で気づいた点をいくつかまとめておく。
(1)ハイスピについて
以前の記事でも触れていたがハイスピは速いほうが縦に詰まった譜面を認識しやすくなるが調子のいい(よく見える)日に合わせてどんどん速くしていくとそうでない日に速すぎて見えない、見えるまでハイスピを落とすと詰まっていつものように認識ができないという問題が出てくる。
そこで自分は
・練習開始時に普段のハイスピの半分の速さで簡単な譜面を10~20分ほど遊び詰まった譜面を認識する練習をする
・メインのハイスピは変えず調子によってシャッターを1~2程度上下させる
といった形で認識力は低速練習で鍛えるイメージでプレイしている。
(2)押し方について
思うようにスコアが出なくなったあたりで打鍵音をはっきり出す必要があるのではないかと考え振りかぶるように打鍵するようにしていたが調子は戻らなかった上に理由はわからないがBPも増えた。
迷走した結果左片手を始めたが、そこでいくつか発見があった。
・鍵盤は真上から叩いたほうがバネの反動を利用して指をもとの高さに戻しやすい
・鍵盤に対して斜めに押すと鍵盤の表面を指が滑り手のひらの位置が下がってしまうことがある(難しい譜面を叩いているときによく起こる)
・手のひらの位置が下がるとバネの反動を利用した打鍵が難しくなり一気に処理能力が落ちてしまう
上記は当たり前と言えば当たり前なのだが自分は処理能力をこえた譜面を叩く際に力を入れすぎて手のひらの位置が下がってしまう癖がありこれらを意識することで理由もわからず急に押せなくなるということがなくなったように感じる。
また、鍵盤を真上から叩くように意識したことで常に指を立てて鍵盤を叩く必要があり、自分が今どのボタンを押しているかを以前以上にはっきりと認識することができるようになった。ホムポジ系の譜面に苦手意識があったのだがこれはどこを押しているのかわからなくなることが原因だったのか少し苦手意識が抜けたように感じる。
(3)高速譜面耐性について
自分は自覚があるレベルでBPM180以上の16分系の譜面が苦手でその原因に1.単純に指が速く動かせない、2.詰まった譜面を認識するのが苦手、という2点があげられると思っている。
しかし現状の未クリア曲を埋めていくには高速譜面を避けることはできないのでどうしたらよいか考えながら練習していくうちに打鍵モーションを小さくすることで同じ時間内でより多く打鍵できるようになるのではないかと考えた。
打鍵モーションを小さくするため
・打鍵の際に振りかぶる(元の指の構えより指を持ち上げる)ことは絶対にしない
・BPMや密度に関わらず常に同じ叩き方で鍵盤を叩くことを意識する
この2点を意識したうえで高速譜面自体の経験値を積む目的で最近はBMSのスピード+4(普段の約1.25倍)で練習するようにしている。
2点目については
(a)BPM150の8分譜面
(b)BPM150の16分譜面
(c)BPM225の16分譜面
全て同じモーションで叩くことを意識するというもので(b)と(a)を2倍で再生したもの、(c)と(b)を1.5倍で再生したものの手元を見比べたときに区別がつかないくらいのものを理想としている。
以上の3点を意識したことで、最近ようやく自己ベストの更新ができるようになってきて不調から回復できたように感じる。
鍵盤を真上から叩くことと打鍵モーションを小さくすることは高難易度の譜面に挑戦するうえでの一つのアプローチになるのではないだろうか
追伸
前回左片手を100時間プレイしたうえで記事を書くと書いていましたが70時間ほどプレイした時点で叩き方の改善の発見があり片手を進めるよりDPでこの改善を導入したほうが良いと考え本来の目的だったDPの復調が見られたのでやめました。