DP(BMS)の覚書

主にBMSのDPについて不定期に更新しています

○○押しと脱力という魔法の言葉

上達理論読んでる?しべりあです

 

IIDX/BMSの上達理論を読んでいると必ずと言っていいほど指押し、ガチ押し、脱力という言葉が出てくると思います。

これらの言葉について筆者の方々が各々解説されていると思いますが解説が細部まで統一されていることはほぼほぼありません(だからこそ各々が解説しているわけですが)

自分もこの言葉には各筆者とは違う認識を持っているので今回はこれらの言葉の自分の中での認識を書いていきます。

かなり長くなってしまいましたが5.結論を先に確認してもらえるとわかりやすいと思います。

 

 

この記事の目的

1.自分の認識を言語化することでスッキリする

2.自分(しべりあ)の認識を読者へ伝え、読者もそれぞれの言葉について認識を深める、改めて考えるきっかけになる(といいなぁ)

1.腕押し

上達論でよく出てくるのは指押し、ガチ押し、脱力の三つですが、自分はこれらを認識するにはもう一つ腕押しという言葉が必要じゃないかなと感じています。

押し方としては指ではなく腕を動かしてノーツをとるような感じで低BPM曲の16分や高BPMの8分同時、3連符系の譜面で使うような押し方です、そのほかのポイントとしては強い打鍵、手首の位置が大きく動くことだと考えていいでしょう。

ガチ押しにこの押し方を含めて認識している人もいると思いますが、自分の認識ではガチ押しと腕押しは少し違うので区別して書きます。

 

2.指押し

腕押しとは対照的に指の力でノーツを処理する押し方です。

ポイントは手首の位置が大きく動かない、当然腕の動きも小さい。主に腕押しでは間に合わない高速16分のような素早い処理を要求される譜面で使います。

こちらが基本的な打鍵方法だと思います。とんでもなく上手い人の中にはかなりの速さの譜面まで腕押しで押してしまう人もいますが…

 

これら2つが1つ目の対照関係だと認識しています。

それぞれの練度が独立してるようなイメージですが腕押しでBPM190以上の16分を叩ける気はしないので自分はできるだけ指押しで処理できるように練習しています。

 

3.ガチ押し

腕押し、指押しそれぞれを駆使してはっきりと打鍵音を鳴らすような処理方法、ガチ=正面突破のような語感ですが例えば32分トリルを16分の縦連打と決め打ちして叩くのもガチ押しだと認識しています。

認識して頭で組み立てた通りの押し方をするという意味では究極的に言えば全部ガチ押しするのが理想です。

 

4.脱力

前腕に力を入れずに鍵盤を押し込まずに(撫でるように)押す処理方法。

メリットは

1.体力消費を抑える

2.ガチ押し以上の速さで指を動かせる場合がある

ということでデメリットは

1.打鍵が弱いので軸系の譜面でズレたときにどこでズレたかがわかりにくく修正が難しい

2.ガチ押しで押せないような譜面に対しては指の動きを正確に制御できない

ということだと考えています。

脱力の使い方としてはガチ押しで余裕で押せる地帯で使って体力消費を抑えて難所を100%の力で挑む、ディレイ系のようなガチ押しで押せる速度を大きく越えている地帯でハマるのをお祈りしながら叩くといったところでしょうか。

個人的に脱力という言葉はあまり信用していなくて、IIDX/BMSの上達の基本はガチ押しで処理できる密度や速度を積み上げていくことだと考えています。ガチ押しでの処理が厳しそうなディレイ系は例外ということで今回は考えないでくださいね…

 

5.結論

自分の中での認識としては

腕押し⇔指押し

ガチ押し⇔脱力

 

ガチ押しが基本で全部ガチ押しでの処理が理想、脱力はあくまでガチ押しを補うようなものなのでこれをメインに考えるべきではない。

といった感じになります。

 

自分の認識が正しいという自信もありませんが読んでいただいた方に納得していただけたり、逆にこれは違うんじゃないか?と考え、自分の中で納得できる認識を改めて固めるような機会になれば幸いです。

長々と読んでいただきありがとうございました。