DP(BMS)の覚書

主にBMSのDPについて不定期に更新しています

Overjoy級の譜面に挑戦する際の課題と解決策

DP発狂難易度表の★13にすべてEasy以上のランプがつき単曲攻略以外の手頃な目標がなくなってしまった。そこで漠然ながらにDP Overjoyが取れたらいいなと思い練習しているなかで明確な課題が見えてきたのでそれをメモする

 

課題

Overjoy級の譜面(★★10以上)をプレイしていると譜面が見えない、同時押しの形が組めないといった普通に未クリア譜面に挑戦しているときに感じる課題とは別に完全に譜面に指が追いついていないという感覚を覚える。

鍵盤を叩くときは

①指を落とす

②指を持ち上げる

という手順を踏むのだが★★10以上をプレイしていると②指を持ち上げるの途中ですでに次のノーツが降ってきているため簡単に総崩れになってしまう。しかも縦連打譜面ではなく普通に横に広い譜面でこういったことが頻発しているので譜面属性によるものでもない。

密度的に北斗運指を多用せざるをえないためどのような譜面でも特定の指を連続で動かさなければならずそこで遅れたときに総崩れになってしまうと考えられる。

こういったことから

①指を落とす

②指を持ち上げる

という動きそのものを高速化しなければそもそも★★10以上の譜面への挑戦権はないのではないかと考えた。

要約すると秒間で入力できる数を引き上げる必要があるということである。

 

解決策

A.スパ乱

結局のところやるべきことは指を落として持ち上げるという動作の高速化でそれを求められる動きは縦連打なので単純に縦連打を叩く機会を増やせばよい。

★9

The Destractive Genesis

私たちの恋は観音開き

Conviction

夢人形

G e n g a o z o

★10

Halcyon

Air

銀の風

Odin 

Empress og Raizze

★11

冥界帰航(元★11)

硬核機動

Bouquet colore

基本的にBPMが高ければ高いほど経験値が入る感じがしたがついでに多重乱打の対応力も高められたら嬉しいので中速系も触っておく

 

B.鍵盤を重くする

普段バネ20スイッチ50でプレイしているが練習のためにバネを50に変えてプレイ

注意点としては

①重い鍵盤で練習する用にメニューを軽くはしない

ウォーミングアップで★11までのスパ乱をし以降はひたすら★★10以上をプレイし続ける

②叩き方を変えない

普段指の根本から指先までのみを動かすように意識しているので鍵盤を重くしたからと言って手首や腕の力を乗せてプレイするようなことはしない。

指のみを動かすという意識では親指から小指まで意識を五つ向ける必要があるので手のひらの高さを変えないという一点を意識してプレイする。

手首をスナップして力を乗せたり直接腕自体を上下させたりすると必ず手のひらが上下するため指のみを動かすという意識をするならばこの意識だけでよい。

 

現状わずかながら手ごたえを感じる程度だが少しずつでもBPやクリアランプで目に見えるような上達が見られることを期待している。

基本動作の確認

去年の12月頃に引っ越し、今年の1月頃に43Z670K(レグザのBMSやるならこれ買えってやつ)を購入しBMSの環境が変わったのだがモニターを変えたときにサイズ感が変わったことでハイスピの感覚がおかしくなりスコアも処理能力も著しく落ちてしまった。

 

ハイスピ設定や叩き方を変えてみたり片手を重点的にプレイするなど様々な方法で復調を図ったがその中で気づいた点をいくつかまとめておく。

 

(1)ハイスピについて

以前の記事でも触れていたがハイスピは速いほうが縦に詰まった譜面を認識しやすくなるが調子のいい(よく見える)日に合わせてどんどん速くしていくとそうでない日に速すぎて見えない、見えるまでハイスピを落とすと詰まっていつものように認識ができないという問題が出てくる。

そこで自分は

・練習開始時に普段のハイスピの半分の速さで簡単な譜面を10~20分ほど遊び詰まった譜面を認識する練習をする

・メインのハイスピは変えず調子によってシャッターを1~2程度上下させる

といった形で認識力は低速練習で鍛えるイメージでプレイしている。

 

(2)押し方について

思うようにスコアが出なくなったあたりで打鍵音をはっきり出す必要があるのではないかと考え振りかぶるように打鍵するようにしていたが調子は戻らなかった上に理由はわからないがBPも増えた。

迷走した結果左片手を始めたが、そこでいくつか発見があった。

 

・鍵盤は真上から叩いたほうがバネの反動を利用して指をもとの高さに戻しやすい

鍵盤に対して斜めに押すと鍵盤の表面を指が滑り手のひらの位置が下がってしまうことがある(難しい譜面を叩いているときによく起こる)

・手のひらの位置が下がるとバネの反動を利用した打鍵が難しくなり一気に処理能力が落ちてしまう

 

上記は当たり前と言えば当たり前なのだが自分は処理能力をこえた譜面を叩く際に力を入れすぎて手のひらの位置が下がってしまう癖がありこれらを意識することで理由もわからず急に押せなくなるということがなくなったように感じる。

また、鍵盤を真上から叩くように意識したことで常に指を立てて鍵盤を叩く必要があり、自分が今どのボタンを押しているかを以前以上にはっきりと認識することができるようになった。ホムポジ系の譜面に苦手意識があったのだがこれはどこを押しているのかわからなくなることが原因だったのか少し苦手意識が抜けたように感じる。

 

(3)高速譜面耐性について

自分は自覚があるレベルでBPM180以上の16分系の譜面が苦手でその原因に1.単純に指が速く動かせない、2.詰まった譜面を認識するのが苦手、という2点があげられると思っている。

しかし現状の未クリア曲を埋めていくには高速譜面を避けることはできないのでどうしたらよいか考えながら練習していくうちに打鍵モーションを小さくすることで同じ時間内でより多く打鍵できるようになるのではないかと考えた。

打鍵モーションを小さくするため

 

・打鍵の際に振りかぶる(元の指の構えより指を持ち上げる)ことは絶対にしない

BPMや密度に関わらず常に同じ叩き方で鍵盤を叩くことを意識する

 

この2点を意識したうえで高速譜面自体の経験値を積む目的で最近はBMSのスピード+4(普段の約1.25倍)で練習するようにしている。

2点目については

(a)BPM150の8分譜面

(b)BPM150の16分譜面

(c)BPM225の16分譜面

全て同じモーションで叩くことを意識するというもので(b)と(a)を2倍で再生したもの、(c)と(b)を1.5倍で再生したものの手元を見比べたときに区別がつかないくらいのものを理想としている。

 

以上の3点を意識したことで、最近ようやく自己ベストの更新ができるようになってきて不調から回復できたように感じる。

鍵盤を真上から叩くことと打鍵モーションを小さくすることは高難易度の譜面に挑戦するうえでの一つのアプローチになるのではないだろうか

 

追伸

前回左片手を100時間プレイしたうえで記事を書くと書いていましたが70時間ほどプレイした時点で叩き方の改善の発見があり片手を進めるよりDPでこの改善を導入したほうが良いと考え本来の目的だったDPの復調が見られたのでやめました。

柔軟性の重要さ

最近DPにおいて弱点となっている左片手の練習をしており、とりあえずyoutubeで計100時間配信をして数十時間ごとに目標を設定、経過を確認するようにしている(現在50時間程度)

 

40時間ほど経過したあたりで北斗の速度が出ない、桂馬系配置の混ざる2重乱打でスムーズに指が動かず、原因を考えたところ忙しい運指を求められた際に指をイメージ通りに動かしきれていないように感じた。

そのときに指の動きがぎこちない感覚があり関節が硬いのではないかと考え、関節を柔らかくしてみることにした。

手、指、手首を柔らかくする方法 | ゆめピアノ教室〜大人の趣味にピアノはいかがですか?

指の関節 柔らかくする と検索しそれっぽいものがヒットしたので一週間ほどこのストレッチをするようにしたのだが、現在のところ

 

・ウォーミングアップの時間が短くなった

・今までクリアできなかった譜面がクリアできるようになった

・同じ譜面をプレイした際の疲労感が軽減した

 

等の効果を実感し関節を柔らかくすることが上達に繋がると考えられた。

 

柔軟性を上げる

処理能力が上がる 

という表記は直接的なつながりがあるように感じないが

柔軟性を上げる

指の可動域が広がる(可動域が100から130くらいになるイメージ)

薬指で5→6といった動きをする際に使う可動域の使用率が減る

これまでより余裕をもって指を動かせるようになる

処理能力が上がる

 

といった要因で上達できたのではないかと考えている。

曲を選択して待機時間の間に各指を伸ばす程度でも効果を感じられたのでこの記事を読んで興味を持たれた方も待機時間に鍵盤を叩くのもよいが指の柔軟をしてみてはどうだろうか。

発狂皆伝以降の行き詰まりを突破し(始め)た話

発狂皆伝をとってから次の目標(オーバージョイ)が遠すぎてどういう練習をしたらよいのかわからず上達が止まってしまいました。
最近になって3~5年前から止まっていた自己ベストの更新やクリアランプの更新ができるようになってきたのでこれまで意識してきた、変更してきた中でよかったと思えることをまとめます。

 

主な成長
・クリア
★13曲の新規ハード3曲
x-Aria、conflict、From Highest Heaven
・スコア
オーバージョイ曲のIR1位をいくつか奪取
特に印象に残っているものはないので割愛

 

①腕押しから指押しへの変更
(以下自分の中での解釈)
腕押しと指押しの違い
・腕押し
指だけでなく手首や前腕、肩を使い縦連打のように譜面を処理する。
指押し
・手首から肩を動かさずに指だけで譜面を処理する。

もともと自分は腕押しで大体の譜面を処理しており、その影響で中速以下の重発狂が得意、高速が苦手だったが★★8以降は高速重発狂が当然のように降ってくるので圧倒的に身体能力が足りてない状態になってしまった。

縦連打の速度や正確さはなかなか伸ばすことができなかったので、腕押しのままではこの先の密度や速度には対応できないと考え、実際にこのような譜面を処理しているプレイヤーの手元を動画で確認すると手が上下に動いているようには見えなかったのでそれを真似するような形で指押しに移行してみました。

以下は腕押しと指押し両方を経験した自分の感じた重発狂への対応力の違いです。

 

高速重発狂譜面を処理する上で指押しのほうが有利な理由
指押しのメリット
・横に広い譜面に対して腕押しよりも限界速度が高い
BPM、高密度に対応できる
・体力による調子の下降幅が小さい
どちらかといえば腕押しのデメリット、疲れが露骨に処理能力に影響する

腕押しが超発狂に不向きな理由
・身体的な素質に左右され過ぎる
少なくともBPM150の16分縦連打を2分叩き続けられるくらいの人じゃないと★★8くらいで詰まる
もっと難しい譜面になると180、200で同じことをしなければならないのでそれができない人は最初から指押しに移行したほうが良い
・縦連打力は伸ばしにくい
自分が縦連打を上手くなる方法がわからないので上記の限界値を伸ばす方法がわからないので今できるところが限界になってしまう


②鍛えるべき3要素とその方法
・認識力
ウォーミングアップ時にハイスピを20~30程度落とした状態でのDBR(ノーツ1000~1500程度の譜面を選ぶ)
ハイスピを落とした練習をする意味
本来はハイスピを上げて認識力を補うような形で対応したいが自分は動体視力が弱くそれをすると疲れるのでウォーミングアップで詰まった譜面が見える、光らせられるようにしてから元の速さに戻して疑似的にハイスピを上げたような感覚でプレイでき、ハイスピそのものを上げるような効果を目に負担をかけずに得られるような気がします。

・運指力
sl0のDBR
全体的な高密度への対応力の強化、とっさに降ってくる1234や4567等の難配置を押せるようになる
オススメはそのうちまとめますがあまり期待はしないでください、同梱譜面も多いので手間のかからないものをそろえて一通りやってみるといいです。

・運動能力
新規イージー狙い、★1-2のDBM、★★10以上の歯が立たないレベルの譜面への特攻
歯が立たないレベルの譜面への特攻は運指的な問題で指が止まらない程度の配置のものを選ぶ
配置自体が極端に意地悪な譜面は少ないので指を止めずに筋トレくらいの気持ちで叩き続けるといいです。
自分がよくやっている特攻譜面
★★10
Armageddon [Nuclear Launch Detected]
夢/あるいは在りし日の [Nightmare]
★11
Schwerkraft [Fantasy]
八大地獄邪魂転生狂葬散火歌 [亜流汰阿亜那坐阿]
★12
Angel dust [14key death]

 

自分が挑む譜面に適した処理方法を考え幅広い練習譜面を選べば現状感じている限界は簡単に突破できるものだと感じたのでそのような状態に陥っている方でこの記事内で琴線に触れたものがあれば試してみてください

基礎を確認しよう [小指を立てて鍵盤を叩く]

お久しぶりです。

 

処理能力を上げることに難航し★★8以上の新規クリアランプがつかなくなってきて、自分より上手い方がやっていて自分がやっていない、すぐに真似できそうなことはないかと手元を見比べていたところ、小指の動かし方が気になりました。

 

自分は左1/右7を処理するさい、ほとんど小指を伸ばしきった状態で小指の付け根で指を動かしているような感じなのですが、他の方は小指を丸め指先で叩いていました。

これには何か理由があるのかもしれない、と思い形だけでもと真似をしてみたところたしかに小指軸で崩れることが以前より少なくなった気がし、それだけでなく小指と中指、薬指が絡むような配置についても安定して叩けていることに気が付きました。

 

まだ「小指を丸めて指を立てて叩くぞ」という意識が抜けたり、そもそも密度や長さ、速さなどで指がへたってしまったときは小指が伸びてしまいますがこの小指を立てて鍵盤を叩くということは確かに効果があるように感じました。

指を立てて叩くことの利点ついて考えてみたところ

 

1.伸ばしたままのときより小さな力で指を動かせる

 これは以前に記事にした指と鍵盤の距離を近づけることに近い気がします。どちらにせよ主に指の付け根を動かして小指を操りますが伸ばしたままのときはムチのように勢いをつけて鍵盤に指を振り下ろすように叩いていたのですが、指を立てて叩く場合は小さな動作で指先が鍵盤にたどり着くことができ、小さく速くという発狂を処理するうえで理想的な動きに近づけられるのではないでしょうか。

2.中指、薬指が安定する

 小さく動かせるようになるということは他の指への干渉も小さくなるということです。小指を伸ばした状態で鍵盤を叩くような動作をすると大きな動きになり、中指、薬指も一緒に上下に動きます。左1/右7単体での連打では問題ありませんが、これに中指や薬指が絡むような譜面でしたらこのブレによって小指が絡む配置/絡まない配置での中指や薬指の鍵盤の安定度も大きく変わります。

3.中5が絡む配置が押しやすい

 小指を伸ばして鍵盤を叩いているときに比べて特に変化を感じたのが純正階段配置や二重階段配置でした。原因を考えてみたところ、中5、子7が絡む配置を処理する際、小指が伸びているときと曲げている時で比べてみると小指が伸びているときのほうが5を押すために中指を深く曲げる必要があったようです。

 

以上の3つの点に気づきました。

小さな力で小指を制御できるようになるということはすぐに気づきましたが、それが他の指にまで影響しているというのは考えてみて初めて気づきました(気のせいかもしれませんが)。

気を抜いたり疲れが出るとすぐに小指が伸びてしまうため、まだまだこれが身についたとは言えませんが読んでくださっている方の中で心当たりがある方がいたら意識してみるといいかもしれませんね。

 

お読みいただきありがとうございました。

もみもみ理論と最短距離の話

お久しぶりです。

DPの上達を語るにおいて運指の話は避けて通ることはできません。

様々な運指パターンを開発することの主な目的は右56のようなホムポジだけでは処理できない譜面を押せるようになる、16分以上の速い譜面を処理するさいに同じ指を連続で使わないようにすることで譜面に追いついたり同じ指にかかる負担を軽減させるといったことが挙げられます。

自分は後半の同じ指にかかる負担を軽減させるということが運指を考える理由の中で最も大きな意義があると考えています。

 

それでは実際にすべての譜面を"同じ指を連続して使うことなく処理することができる"でしょうか、これは譜面の構造、譜面が降ってくる速度を考慮するとかなり難しいと思います。

 

実際に不規則な二重乱打を処理する際はどの指でどの鍵盤を処理しているでしょうか?

もみもみ理論

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*右手を想定しています

おそらく多くの方がこのようなホムポジ+親、人、薬を北斗させるといった形をとっていると思います。

運指を組んで譜面を処理する場合は

譜面を見切る→運指を考える→指を動かす

といった段階を経るを思いますが、このホムポジ+北斗の場合は

譜面を見切る→指を動かす

と二つ目の段階をスキップすることができ、運指を組んで処理をする以上に高い密度、速い速度の譜面を処理することができるようになります。もちろん北斗を多用するので指への負担が大きくなり疲れやすいのでイメージとしては身体能力を振り回して譜面を処理するようなものですね。

実際にこのような処理方法で指を動かしているとまるで鍵盤を揉んでいるような様子になるので、一部ではこの処理方法を"もみもみ理論"と呼んでいるようです。

もちろんもみもみ理論では123同時や56同時絡みなどをカバーできないのでそれについてはべちゃ押しで処理するか中3や中5、中6をとっさに出せるくらいの運指開発は最低限必要になります。

 

このもみもみ理論を使っているうちに「結局北斗力が強い人が最強なのでは?」と思うようになってきます。二言目には運指運指などと語りがちなDPerですがおそらくこれが真理です。

 

最短距離の話

以前処理速度を上げるためにほんの少しだけ指を鍵盤に近づける、という話をしましたが、北斗を使う場合は同じように移動距離を少なくすることで移動にかかる時間が少なくなり、結果として処理速度が上がるのではないかとふと思いました。

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*右手を想定しています

この赤色の部分を叩くようにすると1、2、6から3、5へ北斗をする際に移動距離が小さくなって今まで以上に処理速度が大きくなるのではないでしょうか。

実際に縁を攻めすぎるとコントローラ次第では反応しない、鍵盤が引っかかって押しっぱなしになるなど環境次第で問題が起きる場合があるのでここまではいかずとも鍵盤の中央を叩くことを意識している方は少しだけ内側に寄せてみる等は試してみる価値があるかもしれません。

 

最短距離の話については自分もS乱での北斗力を鍛える練習と並行して意識しながら検証している段階なので実際の効果がどれほどかはまだ書くことはできませんが、何かしらの実感を得られたときに改めて記事にしようと考えています。

それではまた次回。

【練習メモ】FREQ+4

とても上手い方がBMSでFREQ+4*縛りでプレイするアカウントを作っていたので上手い人のやってることはとりあえず真似してみろの精神で自分も+4縛りアカウントを作って3週間~1ヵ月ほど練習した。

*FREQ+4とは 簡単に言うと倍速、0が元の速さで-12から+12まで設定でき、+4はだいたい1.25倍の速さになる

そこで自分がこの練習について現状感じていることについて途中経過としてメモを残す。

 

利点は?

・スコア、クリアランプが記録できる、ereter.net(ereter's dp laboratory)でリコメンドが出せる

・練習の幅が広がる(BPM170で214、200だと251になるので高速練習を様々なバリエーションの譜面でできる)

 

譜面製作者にそのつもりがなくても「このBPMならここまで詰めてもいいか/これは速すぎるからあまり複雑は配置にはしないように」といった配慮のようなものが見え、特に高速系譜面は単純な配置になりがちだが、中速系譜面を高速枠にしてしまうことでこういった配慮のかかっていない複雑、多彩な高速発狂譜面や低速の二重乱打メインの譜面をBPM170近くで練習することができる。

特にDPは高難易度になるほど練習に使える譜面が少なくなるのでそういった譜面を無理やり作り出せるのは非常にありがたい。

 

練習効果はどう?

・速度感覚が壊れた

・体力的に辛いと思うことが少なくなった

・指のスピードは思ったより上がってない

 

練習中は意識して元のBPM170(214になる)を選んでいたので普段速く感じる180すら遅く感じ、従来より譜面を見切る余裕ができたように感じる。

一年以上スコアを更新できていなかった★13 x-Ariaをプレイしたところ50点以上更新できた。

見切り力が上がり余裕をもって指を動かせるようになったので同じ譜面をプレイする際に消費する体力は減ったように感じる。

一方で余裕を感じながらプレイしていた割にBPが画期的に減ったり新規クリアが多く増えたわけではなく、身体的にはあまり変化がなかったように感じる。ただ、これに関しては練習期間が短いのでまだ様子見の段階。

 

現状として普通にプレイする以上に練習になると実感しており、指のスピードが上がっていなかったことに関しても普通の練習をしていて上手くなれるものでもないのでしばらくはこの練習を続けていこうと思う。